神ダイアリー讃

読むタイプのウンコです。

Six Invitational 2023 出場チーム紹介 グループA

おっす、坂本です。

年が明けて早ひと月が過ぎ、𝓢𝓲𝔁 𝓘𝓷𝓿𝓲𝓽𝓪𝓽𝓲𝓷𝓪𝓵 𝓲𝓷 𝓜𝓸𝓷𝓽𝓻𝓮𝓪𝓵の開催が目前となりました。
cTm(XboxではElevate)という初代王者の誕生から早6年が経過し、その間に様々な名試合、名実況、名場面が生まれてきました。

記憶に新しいのは2022年のTSM優勝でしょうか。
しかしながらそのTSMは今年は出場することが叶わず、王者不在の中で行われることになるInvitational 2023。果たしてどのチームがYear7の総決算とも呼べるこの大会を制することになるのか、皆さん気になりますよね。気になる~。

ということで今回から連続して2日間、4回にわたり、出場する全20チームの簡単な解説をこのわたくし坂本が行いたいと思います。よろしくお願いします。

出場チーム一覧(レインボーシックス公式@Rainbow6JPより引用)

今回出場する20チームは上の画像の通りです。

ここで2022年に3回行われたMajorの王者、メジャオジャの3チームを振り返っておきましょう。

Charlotte Major:DarkZero Esports

Berlin Major:Rogue(KOI)

Jönköping Major:Team BDS

どのチームも組織としては初めてのMajor制覇となり、群雄割拠の時代が幕を開けたことを予期させる結果となりましたね。

その3チームはそれぞれが別のグループに振り分けられましたが、今回はKOIが振り分けられたグループAの紹介です。

1.W7M ESPORTS

LATAMの旗手、W7Mは年間グローバルポイントを一年で最も稼ぎ堂々の1位通過となりました。

今や知らない人はいないでしょう。圧倒的な成績でLATAMリーグを突破しては世界大会に現れるこのチームを。
2020シーズンからR6に参入しているこのチームは1~2年目はこれといった成績を残しておらず、なんならPLの中でも毎回9-10位争いをしているチームでした。

そんな彼らが2022年シーズンはロースターを大改革。
結成当初より在籍しているHerdsZを残し、2年目にKheyzeを、3年目にはvolpzとJv92の若手を加入させ、GdNN1に別れを告げた後はコーチとして加入していたJULIOを選手として起用します。
この改革が功を奏し、3年目となる2022シーズンはすべてのシーズンでリーグ1位を達成。
3度出場したMajorのうち初回のシャーロットではGS敗退となってしまいましたが、その後のベルリンとヨンショーピングではどちらもベスト4を達成しています。

このチームが地域の中でだけ無双できる内弁慶ではないと誰もが知っています。

ブラジルの赤い牡牛は雪が降る異国の地・モントリオールで歴史に蹄跡を残すことができるのでしょうか。

2.KOI


年間GP7位タイ
優勝候補の一角を成すKOI、共同オーナーにはなんとあのジェラール・ピケも名を連ねている新進気鋭のチームです。

といってもシージにおいては割かし名の知れたチームでした。皆さんご存じRogueです。

NAからEUへと活動の舞台を移したRogueはGiants Gamingのメンバーをそのまま加入させ、紆余曲折あった後にLeonGids,cryn,Kantoraketti,Deapekの4人が時期はバラバラですが加入します。そしてripzが脱退し、最後の一人は誰になるのかと誰もが耳を澄ませていた時に聞こえたのはビッグバン。誰もが知るあの超新星、Spoitの加入が大々的に報じられます。

Spoitが年齢制限でPLに参戦できないことは誰もが知っていました。
彼が18歳になる頃にはどのチームが彼を取るのかリークや予想、噂話がそこかしこで喧伝されていたことでしょう。
しかしながら彼への期待が膨れ上がる中、疑問を呈す人もいました。
『Spoitはプロシーンでも通用するのか?』と。
結果はご存じの通り、デビューシーズンから並み居る強豪をバッタバッタとなぎ倒し、色々とデカいギガチャドなチームメイトに囲まれながらMajorに初出場。そのまま破竹の勢いで優勝まで果たしてしまいます。

RogueがKOIに買収だか吸収合併だかされた今は装いこそ新しくなっていますがその実力は健在。

Beauloが引退した今、最も市場価値が高いとまで言われるSpoitを擁するKOI。
そんな彼らは緻密な作戦・連携とそれを可能にする個々の屈強なフィジカルを武器にヨーロッパからカナダへとカチコミを仕掛けます。

 

3.G2 ESPORTS



年間GP10位

このチームを知らないヤツぁモグリだよ。
シージの伝説を作り上げたチーム、G2です。

と言っても、Invitational連覇を果たした頃とは似ても似つかない様ですが。

UUNOが加入したシーズンのPL Finalから彼らの無敗神話は崩れ去り、2020 Invitationalでは予選を突破できず招待枠として出場。

直前にGogaを外し、crynを加入させ、ひと悶着合ってcrynを外した後はSirbossをPENTAからローンで加入させます。
この時点でかなりG2の迷走具合は極まっており、チームの成績も低迷していたことで彼らの3連覇を信じる声は蚊の鳴くようなものになっていました。

結果はご存じの通り、無念の敗退。

ここからは各地域からスタープレイヤーをかき集めることになります。

APACはFNATICからVirtueを。
EUからはNaViのCTZNを。
Pengu,Kantoraketti,UUNOの代替としてkayak,Jonka,Hungryが加入。
kayak,Jonka,Hungryの脱退はかなり早く、それを埋め合わせる形でLATAMのINTZからAlem4oを、NaViからDokiを、そしてRogueからはPranoを獲得します。
Pranoはすぐに脱退したためその穴はNaViのBlurrが埋めることになります。
コーチのShasも脱退。さらにはCTZNがSoniqsへと移籍をしたことでHeroicからBenjaを獲得し、G2の黄金期を作り上げたFabianがコーチとして加入します。

めちゃくちゃながいのでまとめると
Virtue
Alem4o
Blurr
Doki
Benja

Fabian(コーチ)

です。

メンバー変更を重ねてはいますが成績はお世辞にも良いとは言えず(世界大会に出てる時点ですごいんですけども)、シャーロットとベルリンメジャーではベスト8という結果に終わっています。
直近のヨンショーピングには出場すらできておらず、リーグ7位という成績。

玉座から降りて早数年、Benjaという若手の加入によりかつての輝きを取り戻すことはできるのでしょうか。

 

4.ELEVATE


年間GP15位タイ

タイから王者へ。Elevateです。

このチームも人気高いですね、特にかわいい女の子が描かれたスキン、ユニフォーム。
皆さんElevateの2023ユニフォーム知ってますか?これですよこれ。

Elevate 2023 Jersey Drops

かわいいですね(喜色満面)。

これを大会でも着用するのかはわかりませんが目の保養になるのでぜひお願いしたいですね。

冗談はさておきチームの解説ですが、ここもまあメンバーチェンジの多いこと多いこと。
何やらアカデミーチームを持っている、そこから昇格したりよそから引っ張ってきたりなんやらがあるので気づいたらメンバー変わってます。
Nay..pewやSapperといった選手は別チームへ移籍しており、OnigiriとDCHを残すばかりとなりました。
2022シーズンはベルリンメジャー以外には出場できていませんが、そのベルリンメジャーでは前述のW7Mに対しマップスコア1:2と喉笛にかみつく一歩手前。
APAC Playoffでも日本のCAGを破り優勝するほか、東南アジアリーグでもGGを下し優勝するなどAPACでの存在感は本物。
世界にどこまで実力を示せるか、アジア最後の希望として頑張ってほしいですね。

5.SPACESTATION GAMING

NA予選1位通過
Spacestation Gamingです。

このチームはS.I.2021で優勝しています。
Canadianを2度目のS.I.優勝に導いたことでも知られるSSGですが、Bosco,Rampyは2018年から、Fultzも2019年から在籍しているコアロースターの息が長いチームです。

Canadianの脱退(当時は引退)後はHotancoldが加入。
Thinkingnadeの引退後はSkysが加入しますが彼もYetiに代わります。(その間Dexter(ex-Mirage)を起用しGamers8に参加)

他のチームと比べるとメンバーの変更が少なく、哲学や理念といったものが明確なチームの一つでしょう。

2022シーズンは結果が振るわず予選からの這い上がりとなった彼らですが、世界一を経験しているプレイヤーを多数擁しています。
その経験を活かして史上初の同一組織による2回目の優勝を成し遂げることができるのでしょうか。

 

 

 

 

今回はグループAの5チームを軽く紹介しました。

次回はグループBの5チームについて触れていこうと思います。では。