神ダイアリー讃

読むタイプのウンコです。

Six Invitational 2023 出場チーム紹介 グループB

おっす、坂本です。
S.I.の開催日から逆算することもせず、見切り発車で2日で4本記事を書くと宣言してしまったせいでとてもしんどいですが頑張っていきましょう(自業自得)。

さて、前回はグループAの5チームについて紹介しましたが、内容がめっちゃ薄いです。
これを非常に反省しましたので、各チームの特色や特徴についても記していこうと思います。
人は成長してこその生き物ですからね。

グループBの5チームは上図の通り、上から順に紹介していくことといたしましょう。
このグループもなかなかエグイですよマジでこれ。

 

1.WOLVES ESPORTS

 

年間GP3位
みんな大好きウォルバーハンプトン・ワンダラーズFCがeスポーツの世界にドリブルで切り込んできました。
彗星の如く現れ年間を通してEULを支配したWOLVES ESPORTS。
もともとはTeam Vitalityというシージ黎明期より活躍した古豪でしたが、突如ロースターを放出。LFOとなっていた彼らと契約したのがこのチームです。
競技シーン初期より活躍する我らがCaptain BiBooに加え、様々なチームでの経験を積んだrisze、Tempraの申し子・P4とShiinka、EUCLで名を知らしめたMowwwgliの5人で構成されているWOLVES。
質実剛健を体現したような戦い方をするチームですが、何も正統派シージだけが取り柄ではありません。元Tempra組の破壊力を活かして強引に勝ち切ってしまうラウンドが多々あることも魅力の一つ。
EULでは年間王者にも輝いた安定感がウリのチームですが、国際大会になると満足のいく結果を出せていないのもまた事実。
リーグでのパフォーマンスを存分に発揮し、群れのボスよろしく他のチームを統べることはできるのでしょうか。

2.Team Liquid

年間GP5位タイ

南米の盟主・Team Liquidです。
2021シーズン後半より長らくチームの中核であったxS3xyCakeと大ベテランのmuringaを外し、resetzとAsKを。2022シーズンではpsk1を外しLagonisを獲得します。
残ったNESKは言わずもがな、PaluhもS.I.2021でMVPを受賞する働きを見せており、ベテランと新進気鋭の若手を組み合わせるスタイルを採用。
BR6では幾度となく優勝しているほか、大きな国際大会での優勝こそありませんがコンスタントに好成績を残しています。
堅実なチーム作りをするLiquidの中でも最も注目してほしいのがLagonis。
彼はもともとYouTuberとして活動しており、ゲーム内にチャームも存在します。
そんな彼が競技シーンに参入してからわずか2年足らずでMajorを制覇したことからもわかる通り彼の実力は本物。ハードサポートとしてクラッチ力やマネジメント力など必要な要素を兼ね備えており、現在のLiquidでもIGLを務めます。
彼の振るうタクトは間違いなく一流の域であることは間違いなく、今回のS.I.の優勝にも大きな期待がかかります。

 

3.SONIQS


旋風という言葉がふさわしいこのチームは何かと話題に上がることが多いチームの代表格ではないでしょうか。
それは成績についてだけではなく、何かとスーパーな彼のことがほとんどなのですが。

冗談はさておきチームの紹介です。
NALの再編により招待枠として参戦したsQ。
2020シーズンは異常な量のメンバーチェンジを挟むもなぜかsuprだけは一向に外されないため、チーム運営は彼を信じているのか弱みを握られているのかといった話でもちきりになるシーズンでした。
そんなsQに転機が訪れます。同じくNALで活動していたeUnitedの撤退です。
そこに所属していたYeti,Gryxr,Kanzen,Rexenを獲得し、そこにsuprを据えるとあら不思議。世界でも有数の強いチームの出来上がり。
NALだけではなく世界大会でもベスト4入りを連発するほか、S.I.2022でもベスト6入りを果たします。
そんな彼らもメンバーチェンジを新たに敢行。実力を改めて世界に知らしめたsuprとDWG戦での1v4クラッチが有名なKanzen、SSGに移籍したYetiに代わりpBよりGunnar、TSMよりGeo、そしてG2よりCTZNを獲得し総合力アップを図ります。

現メンバーでの情報が少ないため憶測にはなってしまいますが、血の入れ替えを決意するほどの大きな変更、チーム哲学や理念を変える必要があったのではないでしょうか。
そんな彼らは初戦にTeam Liquidと対戦。まずはどちらに軍配が上がるのかが楽しみですね。

 

4.MNM GAMING

MNMの正式名称を知ってるぜ!って人はほとんど見たことが無いですね、知識として知っておきましょう。
Molotovs and Marshmallows Gaming
です。

さて、このチームも実はシージにおいては息の長いチームだったりします。
というのも、CLチームを成長させてPLに送り込んでキャリアアップさせてるんですね、しかも複数回。この辺りはLATAMに一瞬いたTeam Singularityによく似ています。
DokiやCTZNはこのチームからNaViに加入しましたし、neLoに至ってはMNMに戻ってきてPLに再昇格しています。
そんな彼らが自らPLに参戦。チームを売却するのではなく自分たちで勝ちに行くことを選びました。
メンバーチェンジもPL昇格後は1回のみ。なので傾向がわかりやすく、対策も容易にされやすい中で最終的にEU2位の座を手にしています。

しかし国際大会となると話は別で、一度ずつ出場したS.I.とMajorではどちらもベスト12以下の成績。
しかしここから修正や改良を加え、EULでも強豪たち相手に一歩も引かない戦いぶりを見せました。
参加チームの中ではチャレンジャー側、失うものは何もありません。ここから更なる高みを目指しマシュマロは燃え上がります。

 

5.DIRE WOLVES

APAC予選を勝ち上がってきたもう一匹の狼です。
シャーロット、ヨンショーピングメジャーにも出場している通りAPACの雄として名を知らしめているこのチーム。
ELYの血脈を継ぐこのチームは南APACでも有数の強さを誇ります。
そんな中、reepsというランケドヒーローをチームに迎え戦力を増強して中で迎えたメジャーでは思うような成績を残すことはできませんでした。
そしてS.I.では雪辱を果たすために努力している中、突如reepsの脱退が発表されます。
SiegeGGのこちらのインタビュー記事にもある通り、どうやら彼の脱退は突如知らされたものだった様子。

siege.gg

そこから新たにメンバーを加えることはできましたが、いずれにせよ大きな痛手であることは間違いありません。
まずは初戦、MNMとのマッチが最も肝要です。

 

今回はグループBの5チームついてご紹介しました。
筆者的にここが最も読み難いグループだと考えているのですが、読者の皆さんはどうでしょうか。
CAGとBDSが戦っている最中にこの記事を書いているのでかなり遅れたものにはなってしまいますが次回は我らがCAGを含むグループCの紹介をしますのでどうぞよろしく。